福井県産材の杉集成材を使い、柱と梁による2間四方の空間を繋ぎ合わせた、シンプルな住まい。鉄骨住宅のようにライフスタイルに合わせて形を変えることができる木造住宅です。良い家は、子が育ち、孫が生まれ、家族へと受け継がれてゆくもの。「FREE STYLEの 家」は、家族の生活が変化するたびに、間取りを自由に変えられる可変空間の住宅です。

2間四方の空間(グリッド)を繋ぎ合わせ、空間を規則正しくならべた工法です。家の外周部に耐力壁をバランス良く配置するため強度が高くなり、繋ぎ合わせた空間ではどんな間取りも可能になります。そのため従来の木造住宅では難しかった間取りも実現し、使い道も広がります。このグリッド内であれば、これまで必要だった内壁も取り外すことができるので、レイアウトも自由自在。家族の成長に合わせて家の間取り変えるなど、リフォームしやすいのも特徴です。

集成材は、無垢材(ムク材)よりも強度のばらつきが小さく、乾燥による変形・割れなどの狂いが起こりにくい材料です。福井で育った杉を使用した集成材を、自社工場にて製造し用います。大型公共施設の梁などに使用される集成材を、住宅に用いることにより大空間の間取りが実現しました。