木のプロが選んだ、福井の木の家

「福井の木を使って、福井の農村風景に似合う木づくりの家を建てたい」S様の家づくりは、その思いから始まりました。奥様は林業に従事している、いわば「木のプロ」。そのため、より深く福井の「木」にこだわって家づくりを進めました。無垢の床板や柱、家具、構造材まで、ほとんどが県産材。使用木材の75%が福井県産の杉という徹底ぶりです。「ただ木の家を建てるのではなく、木の伐採から家具づくりまで、家ができる工程に立ち会いました。そのため安心感も思い入れも強く、家が形になる喜びを味わえました」とS様も大満足です。福井の森のなかにいるような、癒しの住まいが完成しました。

【外観】

農村の田園風景に馴染む和風の邸宅。風格ある越前瓦の屋根がとても印象的です。左側の下屋は車庫空間の屋根となっています。福井の土で育った木と、福井の土で作られた越前瓦が見事にマッチした、堂々とした佇まい。組み重ねられた屋根の造りに、日本家屋らしい構造の妙を感じます。

特長

【リビング×縁側】

福井の杉の無垢材をふんだんに使ったLDK。柱や梁、天井すべてに木を使っているので、どこにいても木の温もりや香りを感じます。掘りごたつのテーブルも、福井県産材で作りました。庭に面した障子の向こうにある縁側に腰掛けて、ほっこりお茶を飲む時間も楽しみの一つ。山を楽しむ仲間や職場の友人らを集めてホームパーティーを開く時にも、縁側は重宝しています。

 

 

 

 

 

 


【伐採ツアー】

S様夫妻が参加している山を楽しむサークル「やまめの会」とタイアップして、越前市内の山の木の伐採ツアーを行いました。伐採・葉がらし・製材・乾燥・職人の手刻み加工という工程を、山を愛する仲間とともに見学し、楽しみながら家づくりを行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポイント

【玄関まわり】

玄関の庇(ひさし)の上に重なった2つの下屋。複数の屋根が美しく重なるように設計されています。こうした構造の美しさは、日本家屋ならでは。空間を生かすよう計算されています。


【梁】

風通しと採光をシミュレーションして間取りや窓の配置を設計し、快適性を高めました。木肌を見せた立体的な梁構造がアクセントになっています。デザイン照明と合わせスタイリッシュに仕上げました。

【玄関】

お客さまを出迎える玄関にも、木がたくさん使われています。杉の色合わせが美しい収納棚はフルオーダーの造作家具。格子や取手も木製扉も、自社工場で作ったオリジナルです。

【茶室】

茶道を趣味としている奥様のために、茶室を設けました。手前の水屋に並べた茶道具を鑑賞し、少し低いアール壁をくぐると、落ち着いた和の空間が広がります。心静かにお茶を楽しめる茶室です。

お客様の声

住宅メーカーのモデルルームや内覧会をいくつか見て回りました。木ごころホームに依頼した方の家を拝見し感想を伺って、木のぬくもりと住みやすさを感じたことが決め手となりました。また、木にこだわった家を建てたかったので、木のプロの会社であることもポイントでした。木の伐採から全ての工程を見ることができたので思い入れも強く、一から作り上げ、形になる喜びを味わえました。月日が経つにつれ柱の色や木の割れ具合が変化し、風合いが良くなり、家が「馴染んできた」と感じています。

これから家を建てる人には、大手ハウスメーカー以外の工務店の内覧会にも足を運び、さまざまな事例を見てほしいです。自分や家族に合った家を建ててくれる会社を選びましょう。